税理士まめブログ

2014.03.18 融資の決まり方 その2について

こんにちは。大阪の本町で公認会計士・税理士事務所をやっている小豆澤です。
今日は、融資の決まり方 その2について書きます。

では、融資判断はどのように行われるのでしょうか?
以前は、“ビジネスローン”などという名称で、それぞれの項目を点数化して
何点以上であれば合格というような融資手法もありましたが、最近はそうした
形での企業融資は影を潜めています。

銀行は借入申込みをした企業に関する様々なことを総合的に評価して融資判断を
行います。
総合判断の材料には、本書でこれまで述べてきたような当該企業の財務状況、
保全といったことだけではなく、その企業と銀行との取引歴、地域に与える影響力、
あるいは銀行の担当者や支店長の力量といったようなことも含まれます。

また、同じ企業の同一の借入の申込みに対して、応じる銀行も断る銀行も出てくる
のですから、融資判断の是非について、確定的なことがいえるものではありません。

ただ、一般的には次のようにいえます。銀行の融資判断の最大のポイントは融資した
資金が確実に返ってくるかどうかです。企業に返済能力があると思えば融資しますし、
返済能力に欠けると判断すれば断ります。企業の返済能力は第一は企業の財務体質です。

現在所有している現金預金をはじめとした財産及び事業によりこれから稼ぎだすと
予想されるキャッシュフローだけで、返済能力は十分だと判断できれば、融資決定を
することができます。

しかし、これからの事業展開に不安があると判断すれば、それを補うための担保や保証を
要求することになります。

つまり、業績だけで融資ができる会社と業績に加え担保や保証が必要になる会社がある
ことになります。日常の銀行との付き合いにおいて、自社が銀行からどのように
見られているかを知っておくことも大切です。
できるだけ業績だけで融資が受けられるようにするためには、会社の財務体質を
健全にすることが第一ですが、それだけでなく普段から銀行と十分に意思疎通を図って
おくことも重要なことです。

以上、融資の決まり方 その2についてでした。

2014.03.14 融資の決まり方 その1について

こんにちは。大阪の本町で公認会計士・税理士事務所をやっている小豆澤です。
今日は、融資の決まり方 その1について書きます。

融資を申し込んだ場合、銀行ではどのような形で、融資が決まるのでしょう?

答えは、申込企業の財務状況、資金使途の妥当性、担保・保証等を総合的に
判断したうえで、融資は決定されます。

融資の決定は、決定権限がある人によって行われます。
銀行によって融資の決定権限は異なります。各銀行によって、融資総額
(当該融資申込金額だけでなく、すでにある融資を含めたその会社に対する全体の
融資額になります)や保全状況によって、融資の決定権限者が決められています。

金額が少額であれば、現場の支店長が決定権限者になりますが、金額や無担保部分が
大きくなったりすると、現場の支店では決定できず、本部決済になります。
同じ本部決済でも金額によって審査部長、常務、頭取などという形で決定権限は異なります。

通常、決定権限が上にいくほど、時間がかかりますし、書類の準備が大変になりますので、
事前準備を入念にする必要があります。

以上、融資の決まり方 その1についてでした。

2014.03.11 保証能力の評価について

こんにちは。大阪の本町で公認会計士・税理士事務所をやっている小豆澤です。
今日は、保証能力の評価について書きます。

保証をどの程度保全としてみるかは、保証の種類により変わります。

①保証協会保証の場合
保証協会保証は公的な保証であり、極めて高い保証能力が認定されており、
銀行は信用保証協会の保証部分については全額保全として認めます。

ただ、信用保証協会の保証でも融資金の全額を保証するものばかりではありません。
最近は融資金額80%部分を保証するといった形のものが増えてきています。

たとえば、1億円の融資に対する80%保証であれば、信用保証協会は
8,000万円まで保証することになります。その場合、銀行は信用保証協会の
保証限度である8,000万円まで保全として認め、残りの2,000万円部分
は無保証になります。

②会社保証の場合
会社保証では、会社の保証能力に応じて評価は変わります。一部上場企業で
あれば、信用力は高いと評価されますが、非上場の中小企業だと、保証能力は
余り認められないことになるでしょう。

③社長の個人保証の場合
社長の個人保証は確かに保証としては存在しますが、銀行側は貸し出す時点では
保証能力としては評価しません。というのは、会社があやうくなると、社長の
個人資産も乏しくなり、社長の個人から回収できる金額は余り大きく期待でき
ないからです。社長の個人保証は実質的保証能力に期待するものというより、
社長には全身全霊をかけて経営にあたってほしいという、精神的色彩の濃い
要請といった方がいいかもしれません。

以上、保証能力の評価についてでした。

2014.03.10 たかじんお別れの会について

こんにちは。大阪の本町で公認会計士・税理士事務所をやっている小豆澤です。
今日は、この前行ってきたやしきたかじんのお別れ会について書きます。

たかじんさんのお別れ会が中之島のリーガロイヤルホテル大阪でありました。
時間は13:00~15:00までの予定でしたが、30分早く開場されたようです。

僕がいったのは14:00頃。
その時で100人超の列ができていました。

2階の待合部屋(といってもでかい何たらの間ですが。。。)でしばし順番待ち。
待っている間のBGMはたかじんさんのメドレー。
30分ほど待って3階のお別れ会の会場、光琳の間にエスカレーターで向かいました。

エスカレーターを降りると、お別れの会の主催者等々のたかじんさんに縁がある方々の
名前が書かれた木札が並んでいました。安倍首相やビートたけし、秋元康などなどです。

その前を過ぎて光琳の間に入る前にまた少し待ち時間。
光琳の間に入ると献花用の花、胡蝶蘭の花が用意されていました。

祭壇には、報道にある♪と五線のアーチ、真ん中にはたかじんさんの在りし姿が流されているモニターが
ありました。

順々に祭壇の前に誘導され献花台に花をさずけ、しばし黙とう。
時間が来ると、ホテルの方に誘導され出口へ向かいます。

この間約1時間でした。

会場内の撮影は禁止されていたので、会場外の写真と記念品をアップします。


 

たかじんさん、たくさんの思い出をありがとうございました。
合掌。

2014.03.07 保証の種類について

こんにちは。大阪の本町で公認会計士・税理士事務所をやっている小豆澤です。
今日は、保証の種類について書きます。

まず、保証とは債務者が借入金を返済できなくなった場合に、保証人が債務者に
代わって支払うことを約束するものです。

保証には、主に以下の3つがあります・

①各都道府県に設置されている信用保証協会による保証(「保証協会保証」といいます)。
信用保証協会は公的な存在ですから、銀行は保証能力を高く評価します。
保証協会保証であれば、もし借入人である会社が倒産しても、会社に代わって
信用保証協会が返済してくれるので、銀行にとしは安心して貸し出せます。

信用保証協会の保証を得るためには、信用保証協会が決算書等によりその
会社の安全性を審査することになります。

②会社保証
親会社等関係の深い会社があるときは、そうした会社からの保証を受ける
こともあります。これを会社保証といいます。

③社長個人保証
中小企業に融資する場合は、ほとんどの銀行は社長個人の個人保証を取ります。
社長の個人保証を付けると、会社が倒産したときには、社長の個人財産から、弁済し
なければなりません。

以上、保証の種類についてでした。次回は、保証の種類が保全に与える影響を書きます。

2014.03.04 担保評価と担保掛目について

こんにちは。大阪の本町で公認会計士・税理士事務所をやっている小豆澤です。
今日は、担保評価と担保掛目について書きます。

前回からの担保についての基礎知識として担保評価と担保掛目について詳細を書きます。

担保には評価が必要です。土地や建物などの不動産は銀行(銀行系列の評価専門会社の
場合や、第三者の評価専門会社に依頼する場合もあります)が評価するケースが
ほとんどです。

評価方法は賃貸物件であれば収益還元法(賃貸料収入を基に、資産価値を計上する方法)、
それ以外の土地であれば近隣の公示地価や基準地価格を、建物であれば原価法(今、
建てるとすればいくらになるか)を参考に決定します。

上場株式は株式市場で日々値が付いていますから、その価格が評価価格になります。

ただ、こうして決まった担保評価額がそのまま担保価格となるわけではありません。
評価額はあくまで評価額であり、実際に売却できる価格を保証するものではないからです。
実際に売却しようとすると、市場価格が下がっていたり、当初は重いもかけないようなことで、
売却が困難になる場合があります。

銀行ではそうした場合も想定し、ある程度評価額を割引して、実際に貸し出すことが
できる上限である担保価格を決定します。その評価の減額割合を「担保掛目」といいます。
担保掛目は担保の種類により、また銀行によっても異なります。

不動産担保掛目の一般的な考え方は次のようになります。建物は凡庸性が低く、他人に
譲渡してもそのままでは使いにくいのに対し、土地は誰が取得しても色々な用途に使えますから、
土地の方が建物より掛目は高くなります。

また、同じ土地でも建物付きの土地より更地の方が処分しやすいですから、更地の方が
掛目は高くなります。

評価額に掛目をかけたものが銀行保全額になります。たとえば、評価額が1億円で、
担保掛目が70%であれば、7,000円が保全額になります。保全額の範囲内であれば、
担保内融資として比較的容易に資金が借りられますが、保全額を考えると「無担保融資」
となり、借入は難しくなります。

以上、担保評価と担保掛目についてでした。

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