税理士まめブログ

2015.11.06 事業承継について その26

こんにちは。大阪の本町で公認会計士・税理士事務所をやっている小豆澤です。
本日は事業承継の対策その26、株価引下げの具体的手法についてのつづきを書いていきます。

【営業譲渡等による高収益部門の対策】
後継者を株主とした会社(オーナー自身が直接あるいは間接的にも株式を保有
していない)へ、高収益部門を営業譲渡することにより、高収益部門を移転することが
考えられます。

高収益部門が生み出す利益は、時間が経過するごとに会社へ蓄積していくと
考えられますから、それが結果として会社の1株あたりの利益を高くし、同じように
会社の人士さん価額を増やすことになるため、会社の株価が高くなります。

高収益部門を営業譲渡することにより、オーナーが保有する株式の発行会社は、
それ以後の利益は大幅に減ることになるため、内部に留保される蓄積度合いがずっと
抑えられることになります。自ずと配当金の支払いも減るでしょうから、これにより
株価を引き下げることができます。

高収益部門を切り離す方法としてはその他にもいくつか考えられますが、移転先の
会社の株式をオーナー自身や移転前の会社が所有する場合には、オーナー自身が
高収益部門を直接あるいは間接的に保有していることに変わりはありません。

移転先の会社の株主構成によっては、結果として期待した効果が得られない場合も
考えられますので、オーナーとの所有関係に注意しながら事前計画を慎重に行い、
期待する効果を得られるように留意しながら対策を進める必要があるでしょう。


【参考文献 事業承継成功のマニュアル】

コメント
コメントフォーム
お気軽にお問合せください。お見積りのご依頼もお待ちしております! TEL:06-6226-7820 受付時間 平日10:00~17:00
メールは24時間受付中! お問合せ・無料見積もり
ページの先頭へ